「技術」が世界を変えると信じて生きてます! デジタル化、植物生理、経営革新、研究とのコラボなど天草のやんちゃな事業者と奮闘してます。 未来開拓にチャレンジしたい方、一緒にやりましょう。

2018年10月03日

地域の足を考え直す

一昨日10月1日、アドバイザーを務めさせていただいている特定非営利活動法人イーモビネットの(公財)日本生命財団の高齢社会助成贈呈式に出席させていただきました。

イーモビネットとして臨席


※写真では副代表ですが、今回は副代表代行です。

日本生命財団
イーモビネット

高齢社会助成がすごい


日本生命といえば日本屈指の生命保険会社、その収益の一部をこれからの社会づくりに還元しているそうです。
その一つが、この「高齢社会助成」かれこれ35年前にスタートし、これまで、105団体に贈呈してこられたとのことです。

団体数もすごいですが、35年前から取り組んでいるというこの息の長さにびっくりしました。
また、金銭だけでなく、選考委員の大学の先生がその後もプロジェクトをフォローしてくれるという点も非常にありがたいです。

贈呈しました



益城町がフィールドです


益城町の地形図
今回は益城町でのプロジェクトが受賞対象となったのですが、町の地形を見ると地理的特徴による課題が浮き彫りになってきますね。大雑把に言うと西部が平野部で、田んぼと住宅、東部がいわゆる中山間地。
今回のメインフィールドは、津森仮設住宅という中山間地の一地区です。
高齢化が進んでいて、身近な買い物や病院通いの足の問題が大きくなっているそうです。
地図を見ながら、何事も、経験でわかることとデータでわかることを有機的に統合して考えることが大事なんだなと改めて実感しました。

モビリティーでのチャレンジ


イーモビネットは立ち上げ前から、代表の鶴岡さんとはずっとやり取りをさせていただいてました。
天草内では、「あまたび」というブランドで、新しいモビリティーがどのように観光体験を変えていくのか、という視点で、様々なチャレンジをしてます。

今回は、益城町の生活の課題を「モビリティー」という視点で解決の糸口を探るという取り組みになります。
地域にはいろいろな課題がありますが、一つ一つの課題をつぶしていってもきりがないです。
でも、モビリティーでつなぐことで、面で解決できる可能性があります。
どこいこカー出発!



たとえば、車を運転する際の不安を解消するため、後付けできるツールとして、ナルセ機材(有)の「ワンペダル」などにも取り組んでいきます。

もちろんまだまだこれからです。
多くの方々と協働することで、新しい時代を築いていきたいです。

こんな感じで皆さんのお役に立てれば幸いです。
お気軽にお声がけください。



天草からIoTで世界に羽ばたきたい、そう思って活動してます。
天草IoTイニシアティブ

天草にイルカが定住していることがすごいことが判明しました。
地域の活力につなげるべく活動をしてます!
天草イルカラボ
10月21日にはシンポジウム企画してます。絶対来てほしいなあ。
天草イルカラボ

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Posted by 野間英樹  at 19:03Comments(1)仕事IoTで革新観光

2018年02月07日

4年目、餅は餅屋

4年目は形にしていく一年。いろんな方のご縁があってはじめて前進できるようになりました。
IoTが当たり前になった未来に向けて、一つ一つ組み立ててます。

餅は餅屋


なんでそうなるのかは置いといて、これからの時代、中途半端な仕事ではやってくのは難しくなります。
一つ一つの分野について、極力その道のプロに任せていくことが当たり前になる。
会社の壁、モノの流れの分断をつなぎとめるのが、IoTを始めとするこれから出てくるテクノロジーです。

自社の仕事の中とかでも、本業ではない部分はありませんか?
今までは、難しかったですが、これからの時代は本職の人に間接的な業務や不得意分野の作業を任せるのが当たり前になります。なんといっても本職にはかないませんものね。

大企業を見ていても、本業以外で大けがを負っているますし。

業務単位で切り離す


業務の切り離し
これは天草内の2社の連携の事例です。
一次生産がメインの事業者が食品加工のレベル向上するために、設備は自社、
加工全般を食品加工専業の事業者に委託するというパターンです。

自社スタッフの育成していくより、できる方に加工計画から任せてしまおうということになったのです。

人材資源に余裕がない天草のような地方では、専門領域は専門家に任せるという人的リソースのシェアリングが必要です。そうしないことには、仕事のレベルで他の地域や都市部の事業者に勝てないです。

これこそシェアリングだし、働き方改革ですね。

今回はたまたま成立したシェアリングを仕組みに落とし込んでいくチャレンジします!



天草からIoTで世界に羽ばたきたい、そう思って活動してます。
天草IoTイニシアティブ


2月20日 革命のファンファーレが天草で鳴り響く。
キングコング 西野亮廣講演会 in amakusa
天草に進化を望む皆さん、参加の意思を表明しましょう!

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Posted by 野間英樹  at 12:20Comments(0)IoTで革新
私は常々「IoT」のことを話してますが、なぜかという話をあまりブログでは書いてなかった気がします。

・天草には資源がある
・人手は益々足りなくなる

今までより少人数で資源を有効利用して地域の産業として生かしていくためには、技術開発が必要です。
その一つの方向性がIoTなんです。

天草は資源の宝庫


多様な魚介類に恵まれた漁場、農地は最盛期1万ha以上、世界有数の品質を誇る天草陶石、狭い地域の中でも気候の多様性、地質の多様性に恵まれています。人口減少しようと地域資源は厳然とそこに存在してます。

人手の確保はもっと困難になる


・千葉のラーメン屋でアルバイトの求人が時給1500円でした。
・天草の有効求人倍率も慢性的に1を超えるようになってきました。
※求職者数より求人数が多いという状況です。
・天草の生産年齢人口(15歳から64歳、いわゆる現役世代+高校生)は10年で20%減っている

天草地域の有効求人倍率の推移
有効求人倍率2017


天草地域の年齢階層別人口の推移
※黄線が生産年齢人口
人口推移

今のやり方のままでの産業維持は不可能な水準まで人手は減っており、更に減少が進んでます。

この先、人手を確保しようと思ったら、それこそ、時給を2000円オーバーにしていかないと活きの人材(?)は確保できないと思って間違いないでしょう。

ビジネスモデルを転換しよう


低賃金で労働者を確保でいないとしたら、高い賃金を払い、それに見合った仕事をしてもらって成り立つビジネスモデルへの転換が必要です。
・少人数でより生産を維持する・増産する
・高品質な生産体制への転換

ビジネスモデル転換

IoTは一つのツール


ビジネスモデルを転換する際に、いろいろな手段がありますが、今まで中小零細事業者がなかなか手を出せなかったのが、ロボットやセンサーを活用した自動化など、今でいう「IoT」分野。
それが、昨今
・安くなった
・入手しやすくなった
・使いやすくなった
の3点で、個人でも自作できるようなレベルになってきたんです。

新しい道具をみんなが使う時代が迫ってます。乗り遅れず早めに使いこなしてみませんか?

まずは一歩


1月22日18時半からIoTについてのミニプレゼン大会的なイベントがあります。
参加費無料ですので、よかったら足を運んでみませんか?
IoTとは何だろう、具体的に天草でどんな人が活動しているのかなどを知るきっかけになるかと思います。

イベント詳細
1/22 熊本版IoT縛りの勉強会 IoTLT天草 vol3

参加申し込みは、FBグループからも受け付けてます。


天草からIoTで世界に羽ばたきたい、そう思って活動してます。
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1月22日にはIoTLTというミニプレゼン会を行います。
IoTに少しでも興味のある方は足をお運びくださいませ。
1/22 熊本版IoT縛りの勉強会 IoTLT天草 vol3

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Posted by 野間英樹  at 14:21Comments(0)これからの天草IoTで革新

2018年01月04日

今年のチャレンジ

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
大晦日から三が日は家族水入らずでのんびりさせていただきました。

今回は、山口屋旅館さんの温かみのあるお節をいただきましたが、ほんとうに美味しかったです。
お節についてはまた今度!

天草はすぐそこに海があり、なんか、初日の出を見ているだけでなんか神々しい気分になります。
でも寒かったです。(南国のわりに天草は寒いんですよ)

茂木根から望む初日の出



さて、1月4日本日、僕も仕事始め。
本渡諏訪神社にお参りし、一年間のチャレンジを約束してきました。

これから初詣


※すみません、写真の鳥居が切れてしまいました。

僕の今年のチャレンジ:
・IoTチームづくり&実践
・天草情報の集積
・地方に新しい資金の流れを作る
以上の三本になります。

興味のある方は是非コンタクトを!


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Posted by 野間英樹  at 18:23Comments(0)IoTで革新天草データ
仕事の話がきちんとできるコミュニティー持ってますか?
「産業」という視点では地域コミュニティーは作り直さないといけないんじゃないかと思ってます。

僕自身は仕事は、インターネット技術に関連する分野が中心でしたが、
IT特にネット関係の技術は日進月歩。ものすごい成長をする会社もあるし、あっという間に廃れたりもする。
物理的に物を作らない分、一つ一つのサービスづくり、商品づくりのサイクルが短いというのもあるが、
今回は「コミュニケーション」「コミュニティー」という点でお話してみたい。

地方のコミュニケーション


印象論ですので、個別には異論・反論もあるとは思いますが、地方では、地域の付き合い、業界団体の付き合い、○○協会の付き合いなど様々で若手は人数が少ない分、結構時間とられちゃってるんじゃないかと思います。
会議等では意見を言う人は少数、自分の利害のやり取りが多い気がします。
懇親会は懇親会で地域の話は熱く語っても自分の事業を熱く語るというシーンはあまり見かけないようです。

特に少ないなと思うのが、自分の事業、特に本業の技術情報の交換です。
コミュニケーションは厚いが仕事上の大事な話はあまりしてないのが現実ではないでしょうか?

IT業界のコミュニティは何しているの?


IT業界では、ものすごく勉強会が盛んです。
初心者向け!IT系勉強会を探せるサービスまとめ
ブログで技術情報を公開したり、メーリングリスト等で技術情報の交換をしたりということが会社の壁を越えて活発に行われています。それこそ、最新の技術情報であってもオープンなんです。

実はこの「オープンさ」がIT業界の進歩の速さの肝なんです。
特にプログラミングの世界では、「車輪の再発明」を忌避する文化があり、技術を秘密にして抱え込むより共有してさらにその先を目指そうとし続けてます。

個別に開発すると、それぞれが同じ取り組みをするので、全体での成長がゆっくりになります。
個別開発


それぞれが開発したいいものを合算すると全体での成長は急加速します。
オープンな開発



この10年くらいは、IT業界以外でも、オープンであることのメリットを活かそうと、「オープンイノベーション」という名称での取り組みが増えてます。製薬業界もそうですし、様々な業種で大企業が「アクセラレータープログラム」という形でベンチャーや起業前の人、中小企業の取り組みを取り組もうとしてます。

新たなコミュニティーづくりの提案


コミュニティーといっても、団体を作るとかそういうのではありません。
日本語にすると「集まり」というくらいの感覚でいいです。

勉強会、共同研究などが一番いいと思いますが、
・経営者同士で経営について話す場を作る
・現場の技術者なら現場の技術者同士で技術情報を交換する場を作る
といったことをどんどんしてみませんか?

今、天草は急激に人手が減ってきてます。競合は島内ではなく、島外、海外にいます。
勉強会の始め方、場の回し方のサポートはいたしますのでお気軽にお声がけくださいませ。

手始めに


ひとっ跳びに技術情報の交換は難しいという場合には、その業界におけるIoTの勉強会から始めてみませんか?



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Posted by 野間英樹  at 17:26Comments(0)仕事やってみようIoTで革新

2017年12月22日

地方創生会議 in 福岡

先だって(12月16日)に福岡で開催された「地方創生会議 in 福岡」に参加してきました。
今年の6月に高野山で開かれた地方創生会議に触発された学生らが、福岡でもやりたい!と企画、実現しました。
それだけでも熱い話ですが、各地で新たな取り組みをされているスピーカーの方々と知り合えたことが一番の刺激になりました。
やはり、外から見ているよりも、一歩中に入った方が得られるもの多いですね。

サンタで登壇



地方創生って結局何?


今回の会議では、シェアリングエコノミー、パラレルワーク、女性の活躍、ICTの活用と4つの切り口から地方創生についてディスカッションしました。打ち合わせの都合上、すべては聞けなかったですが、それぞれのビジョン、取り組みは多様で、地方創生と一言で言っても、目指す先、辿る道は決まっていない、正解のない世界であることが浮き彫りになったんじゃないかと思いました。

地方創生会議集合写真



メモから少しだけ紹介しますね。

創業支援カフェ KARASTAでは、開始数か月で利用者が4000人を突破したそうです。場づくりと、一歩踏み出してもらうためのきっかけづくりなどは参考になるんじゃないかと思います。
また、「人のつながり」「つながりたい仲間がほしい」といったキーワードも多く、SNS、Facebook,Twitter,Instagramはその「縁」の見えるかに絶大な力を発揮しているという指摘がありました。僕自身も積極的に社会をよくしようという志の方とはどんどん縁を結んでいきたいので、よかったらまずはFacebookからつながってください。

あと、まだ最初の一歩を踏み出していない方向けには、
「やりたいことはわからない。でもなんとなく自分の得意不得意はわかる」
という言葉をいただきました。

「ICT」で地方は変われるのか?


さて、私がかかわったトークセッションは、「ICTを活用した地方創生事例の紹介」というテーマでした。
一緒にパネリストになった石川麻衣子さん福岡を中心にSTEAM教育に取り組んでます。
→ Kids Code Club

石川さんの話で印象的だったのが、ご自身の経験に基づき、貧困の連鎖の輪を断ち切るためにSTEAM教育に取り組んでられるという点でした。僕自身が取り組んでいるIoTについても、地方の事業者がより高いレベルの生産=より付加価値を高めるためのツールになると確信している点と重なり、ものすごく共感しました。

世界ではIoT、ITの活用が当たり前の時代がやってきます。
その時に、
・IoT、ITを拒否し続けるのか
・あることを前提とした地域づくりを早くから取り組むか、
各地域の選択は自由ですが、どちらを選んだ方がいいかは明確ですよね?

地方創生ICT事例



使う人の意識が大事


IoT、ITも所詮は道具です。使う人が変える・変わる意識を持てるかどうかで結果は真逆の方向で出ます。
プログラミングなどはできなくてもいいと思うんです。
でも、うまく活用するとどう便利なのかは興味持ってもらいたいです。
今のIoT化の流れで、皆さんの想像の先を行くくらい物事のやり方は変わりますよ。


最後のLTも行列!


会議の最後は、LT(ライトニング・トーク)でした。
発表したい人がわーっと並んでいました。
参加費がそれなりにする会だったからかもしれませんが、参加者のモチベーションも全体的にすごい高かったことを改めて実感しました。

※ライトニング・トークというのは、一人数分ずつという短い発表をたくさん行うという発表形式です。

そうそう、本題から外れますが、自己紹介の時に「Ho,Ho,Hoh!」とサンタ語で始めたら、参加者の皆さん、すごくいい笑顔になりました。サンタになるの楽しかったです。またやりたい・・・

最後に、企画・運営してくれたWANのみなさん、本当にありがとう!



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Posted by 野間英樹  at 19:02Comments(0)IoTで革新

2016年11月29日

産業革命、真っ最中!

今更ですが、11月11日の地域IoTサミット2016 IN天草に皆さんお集まりいただきありがとうございました。

Industry 4.0、第四次産業革命が起きていると断言している人が増えてますが、
私自身はまさにそうだと確信してます。

天草がやらないでどこがやる?


そして、天草のような地方こそ、その実践の場として最適な場ではないかと思ってます。
・人手不足だけど資源はある
・人が分散して住んでいる
・高齢化が高度に進んでいる

はっきり言います。
天草の経営者の皆さん、手をこまねいていると人手不足で会社を維持できなくなりますよ。
人手不足は構造的な問題で、当面改善はしないです。そして、地方の事業者が安い人件費を売りにできる時代は終わりました。

でも、パラダイムシフト(社会の基礎的なルールが変わった)が起きている今こそ、イノベーションが生まれるタイミング。地域IoTサミットでは、八子さんはじめ、各事例紹介ともにものすごく面白く、まさに未来が今、まさに生まれつつあることを痛感させられました。

天草では「IoT」でやりたいとリクエストした際に、快く手配していただいた森戸さん、本当にありがとうございます。
主催していただいた独立行政法人 中小企業基盤整備機構の皆さま、実務的に動いていただいた一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会の皆さま、ありがとうございます。

IoTサミット面白かった


八子さんの講演で、特に印象的だったのが、これまでの情報化の流れは
「デジタイゼーション」でこれからは「フルデジタル」の時代が来る、というフレーズでした。

確かに、今までの「IT化」というのは、アナログで行っていたことの一部をITに置き換えるというもの。
それだけでもインパクトは大きかったが、これから起きるのは、ITがあらゆるレベルの現場に入ってくることで、今までできなかったことができるようになるんです。マイクロソフトのCEOも、「代替」ではなく、「能力拡張」という表現を使ってます。

具体的にどんなことか?
例えば、釣り一つとっても、100発100中の釣りができるようになります。
それじゃ、つまらんって?

八子さん講演!



熊本県、天草でも動き始めてます


多くの皆さんから具体的な取り組みについて発表していただきました。
花田さん
鶴岡さん
あまたび



個別の紹介まで手が回ってませんが、
・Pepperくんの活用とデモンストレーション
・「あまたび」という電気自動車の実証実験と新しいナビゲーションの取り組み
・マイコン&IoT講習会やその後のロボット講習会について
 そして電子百葉箱づくり
・漁船でIoT
などなど。
すみません、手元にこの写真しか残ってなかったです。
それくらい盛り上がってたということで。

個人的には社会福祉分野などもこれから芽が出てきてもおかしくないかなと思ってます。

天草IoTイニシアティブ 始動!


天草でIoT的な動きを支援するコミュニティー 天草IoTイニシアティブ(Webは準備中)をこのサミットを機に立ち上げました。これから様々な資金的な支援や投資を受ける機会が出てきます。
そういった場に天草の事業者も気軽に出ていけるよう企画のブラッシュアップや申請書類の整備をサポートします。
また、仲間同士で研鑽できるような場を目指してます。
興味のある方は、天草在住に関係なくFacebook グループに今すぐ!

NO IoT NO FUTURE





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これから始める方、既に事業をやられている方、
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Posted by 野間英樹  at 17:48Comments(0)IoTで革新

2016年11月11日

遠隔に住むということ

完全に私事になるのですが、この度、第三子が生まれました。
里帰り出産だったこともあり、今回は立ち会うことができませんでした。
※立ち会い待機しようと思ってましたがそれも間に合わずでした。

私自身はずうっと東京にいたこともあり、何でも近くにあることは当たり前でした。
でも実際に天草に住んでみると、急にどこかに出ようという段になると、
飛行機、新幹線、船などの選択肢から最適な手段を択んだりしつつも、
それでも、タイミングが悪いとかなりの所要時間が取られるんですね。

この「距離」の感覚、住んでみて肌身に沁みて感じられました。



この距離を縮めることができないか?
ここもIoTで変われる時代に入ってきてます。

分身ロボット


分身ロボット「OriHime」
自分の目、耳の代わりをしてくれるロボットです。
すでに販売もされており、20年寝たきりの人が生プロレス観戦に行けた!など新しい世界を開きつつあります。



アメリカで導入が進むテレプレゼンスロボット
簡単なものですとiPadに制御可能な台をつけただけのものもありますが、
自分で動けて話せて顔も見えるそんなロボットの導入が進んでます。


友人も、シンポジウムのパネリストにテレプレゼンスロボットで参加したりしてます。

これなら距離の遠さもハンデではなくなりますね。


11/11午後に地域IoTサミット2016 IN天草があります。
天草から新しい技術を生み出していきましょう!

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Posted by 野間英樹  at 09:20Comments(0)これからの天草IoTで革新

2016年11月10日

IoTで農業も変わるよ!

IoTと言ってもいまいち実感が沸かないかなと思いますので、尊敬する蒲谷直樹さんのチャレンジをご紹介いたします。

はたらくロボット株式会社

農業で生産性を著しく下げる工程の一つが、圃場内で人がものを運ぶ作業です。
圃場が大きくなればなるほど移動距離が長くなるわけですね。例えば、収穫中もコンテナがいっぱいになったら運ばなくてはいけないわけです。

自律運搬車で畑が効率化




自律運搬車


人が個別に指示しなくても、運んでくれる夢の運搬車です。
たとえば、収穫しながらコンテナに収穫物をどんどん入れてくシーンに便利なのが、「人のペースに合わせて移動しちゃう」機能。


設定の仕方次第で、
・コンテナが満杯になったら、自動で次の運搬車が来る
・自動計量していくので、収穫結果が自動で記録可能
といったことも可能です。

実際の収穫シーンでの利用はこんな感じです。(早送りです)


自律的な栽培見回り


もう一つ、圃場内の移動が多いのが、見回りです。
画像認識技術やセンサーを使うと、
・実の熟し具合の確認
・病害の確認
・圃場内の温度、湿度の3次元把握
なども現実になってきてます。



はたらくロボット株式会社では、実際に販売を開始してますし、
実は、市販パーツでDIYできる時代になったんです。

農業、水産業、水産加工業、林業、食品製造業、観光業など、
現場があり、まだ、IT化が進んでない領域はイノベーションの宝庫です。
一緒にDIYしましょう!



11/11午後に地域IoTサミット2016 IN天草があります。
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タグ :IoT農業DIY


Posted by 野間英樹  at 17:49Comments(0)仕事これからの天草IoTで革新
天草でIoTというとピンとこない人もいらっしゃると思いますが、
すでに天草でもIoTに絡む動きはどんどん出始めてます。

空中用のIoTデバイス通信の実証実験


2016年7月17日に行われた第5回 天草Xアスロン 2016では、さくらインターネット株式会社【3778】さんの最新IoTデバイスと本大会のために試作された空中通信モジュールの実証実験が行われました。

インプレスさんにその様子を記事にしていただいてます。「さくらインターネットが「天草Xアスロン2016」でIoT実験! その開発の舞台裏をレポート」

パラグライダーは飛行距離も大きく、一度空に上がってしまうと、観戦することが難しい、また、競技の採点もこれまではGPS端末を協議後に集計する方式でした。今回の実証実験でリアルタイムに位置を捕捉するシステムの有用性が確認できました。


新しいモビリティー実験(コンテンツ連動型自動車誘導)


11月頭から富岡港から旅する苓北・天草 無料モニターが受け付け開始されてます。本プログラムでは、「新しい自動車のスタイルの観光」の実験が行われるわけですが、さらに、それを発展させ、安全で出会い・発見のある旅を演出する仕組みづくりも始まってます。
あまたびプロジェクト



養殖業×IoT


天草には、多種類の水産物の養殖場があります。(多様性は世界的にもトップクラス!)
その養殖業でもいくつかチャレンジが生まれてます。
・センサーシステム導入による生育管理
・移動型センサーを活用した自動環境制御

船体の自動制御


船体を自動制御することで、人手を介さず姿勢維持などができるようになり、
他の業務ができるようになります。

マイコン&IoT教室


IoTあまくさにより、小学生から大人までを対象にした、実際にマイコンに配線し、センサーやモーターを動かすというIoTの基本中の基本を学べる教室が開かれました。
わずか数千円の材料費でもセンシングや、モーター制御が行えることを天草でも体感し身につけることができるようになってます。
マイコン&IoT教室



小学生向けのプログラミング教室


牛深情報通信により、小学生向けのプログラミング教室が開かれました。
Scratchを使った講座で、簡単なゲーム作成までを一通り身につけられます。

ドローン活用


観光地などを含めドローンの活用が始まってます。
離島の湯島を対象とした日立造船、熊本・天草地方をフィールドにドローン事業化を検討といった話もあります。
Drone Challenge in 三角西港 というイベントも9月に行われています。

施設園芸の自動環境制御


ハウスを使った農業で、環境制御をする取り組みは天草でも行われてます。

天草だから面白い!


実はIoTに関係ない動きでも先進的なチャレンジがたくさん行われている天草ですが、
フィールドがたくさんある、そして、特に水産という特徴があるのが面白いです。

資金がない?IT技術がない?


大丈夫です。IoT分野はまだ世界中がスタートラインにいます。
そして一緒にやりたい人がたくさんいますので、安心してください。

さらに今、IoT分野は官民問わず投資が大きく動き始めてます。
公的なものでも、IoT Lab Selectionに先行されると研究資金の支援から、人的なサポートまで行われます。天草内の独自の取り組みも十分チャンスはあります。
(すでに2次選考まで残った事業者もあります)

水産関係であれば、2017年には国際コンペFish 2.0でも資金獲得のチャンスがあります。

都会ではできな魅力的なチャレンジをできる場所、それが天草です。
私も精一杯サポートしますので、一緒にチャレンジしてみませんか?


11/11午後に地域IoTサミット2016 IN天草があります。
天草から新しい技術を生み出していきましょう!

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